水戸ホーリーホック、ボランティア体験記

すでに2ヶ月以上前のことになりますが、8月21日の第25節、水戸戦観戦時に試合前だけボランティア体験をしてきました。(報告が遅くなってスミマセン!)
 
水戸ホーリーホックのボランティアの規模は毎回20名前後と私達、グリーンズと同じ規模のようですが、ユース選手のヘルプや運営会社への外注もなく、入場ゲートのチケットもぎりもボランティアで運営と、一体どうやって運営出来ているのか謎!というスーパーボランティア集団でした。
 
また水戸はご存知の通り、3月の地震でスタジアムのメインスタンドが使用出来ないため昨年からの運営の変更があったり、聞いたところ、地震後のボランティア参加者が減少したりと、震災が少なからずチーム運営に影響している様子でした。(その後、このレポートを書くまでの間にメインスタンドが使用できるようになったようです!よかったです。)

ボランティアの控室に行くと、当日が常盤大学という地元の大学とのコラボデーであったということもあり、学生さんがボランティア参加、またベガルタ仙台のボランティアさんも1名ゲスト参加しており、いつもよりにぎやかな様子。私も岐阜からの参加ということで挨拶をしました。

 ミーティングでは控室(岐阜よりかなり広い)の壁沿いに輪になって、チームスタッフさんがキビキビと当日の注意事項等を説明をされていました。

また、ボランティア向けのマッチデー(社内報のようなもの?)をボランティアスタッフ自らが作成していて、毎回配布されているようでした。

さて、いよいよボランティア開始。グリーンズと同じく持っていくものを準備して

配置に向かいます。

こんな風景が見られるのもボランティアの醍醐味かもしれません。

 
さて、私の担当ですが、なんと、アウェーゲートのチケットもぎりでした!!つまりは岐阜サポーターのチケットを確認してもぎるという重要なポジションを任されたのです!
 
チケットをもぎるという作業は普段のグリーンズのボランティアにはない作業(ずばり、初体験でした)。緊張していましたが、いつも担当されているボランティアさんに確認しながらまずは準備作業をすすめていきます。こちらは配布マッチデーの準備や案内看板(ラミネートされているもの)の貼り付けなど岐阜と同様。
 
準備をしているとアウェーゲートに知った顔がチラホラ。「どうしてそこにいるの?」と驚かれたり、「お疲れ様」と言われたり、なんだかくすぐったい体験でした。ホーム側に比べて人数は少ないですが、やはりなれない作業というのは緊張。ベテランの方や、同じく初体験の常盤大学の学生さんと仕事を分担しながらなんとか岐阜サポさんに入場してもらい一息。
 
そうこうしているうちにアウェーゲートがちょっと変形。メインスタンドが使用できないことでバックスタンドの一部がメイン席になっていて、アウェーゲート側も比較的多くの水戸サポーターの方が利用されていました。ということで、岐阜サポさんの波が落ち着いた後もなかなかの繁盛ぶりのアウェーゲート。

トイレの場所を聞かれたり、このチケットはここからでいいのかと聞かれたりと、慣れないスタジアムで内心あせりつつも、ベテランさんに聞きながらなんとか対応をしました。

当日はあいにくの雨模様でしたが

テルテルボースの効果か 、雨がやむ場面もしばしばありました。写真左は水戸のボランティアID(ホーリー君付き)、写真右はもぎったチケットの半券です。

 

頃合いを見て、ベテランさんから休憩に入って下さいとおっしゃって下さり、一足先に控え室に戻ります。お弁当はグリーンズと同じでしょうか。

控え室の入り口には毎試合、選手からのメッセージが貼られているそうです。

私たちもグリーンズ宛に選手から色紙を頂いています。それが目当てではありませんが、やはり感謝の言葉はうれしいもので、モチベーションの維持、アップになっていますよね。

 
休憩を挟んでしばらくチケットもぎり、お客さんの対応などを担当していましたが、ピッチ内練習が始まりそろそろ試合開始時刻が迫ってきました。水戸ボラさんに「時間がきたらあがってくださいね。」と言われたので、お客さんの出入りが少なくなった時を見て、ボランティア体験をあがらせてもらいました。
 
試合の結果は・・

水戸ボラさんからお土産ももらって

大充実&大満足の1日でした。

 
また、後日、9月24日の第29節、愛媛戦に水戸ボラさんがグリーンズに体験に来られ、交換留学?のようなつながりができました。これからも機会があれば他チームにボランティア体験に行ってよいところを吸収してくると同時に自分たちのよいところも再認識したいと思っています。
他チーム交流担当:ゆう